![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/09/20240109162329393232.jpg)
サムスン電子が半導体(DS)部門の不振の中で、昨年大きく収益性が悪化した実績をそのまま表わした。
サムスン電子は9日、昨年第4四半期の連結基準で売上67兆ウォン、営業利益2兆8000億ウォンを記録したものと暫定集計されたと公示した。 それぞれ昨年同期比4.91%、35%減少した水準だ。
ただ、直前四半期対比では収益性が小幅改善された。 昨年第3四半期の売上は67兆4000億ウォン、営業利益は2兆4300億ウォンで、これに比べて売上は0.59%減少したが、営業利益は15%ほど増えた。 これに対し、徐々に改善傾向を示しているという分析だ。
昨年の年間実績基準では主力事業である半導体市場の低迷で、大きく収益性が悪化した。 サムスン電子は昨年、売上258兆1600億ウォン、営業利益6兆5400億ウォンを記録した。 これは直前の年である2022年の売上302兆2300億ウォン、営業利益43兆3800億ウォンと比べ、それぞれ14.58%、84.92%大きく下落した水準だ。
業界はこのような業績下落の主な原因として半導体事業の大規模赤字があると分析する。 実際、半導体を担当するDS部門は、昨年第3四半期までは累積12兆ウォン台の営業損失を記録した。
一方、サムスン電子は今回の暫定業績発表で、事業部門別の業績は公開しなかった。 近いうちに実績発表コンファレンスコールを開催する予定で、ここで株主の関心度が高い事案に対して回答を進める計画だ。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。