大韓電線、海底ケーブル第2工場建設のために約5200億増資

[写真=大韓電線]
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大韓電線が全世界的な電力網インフラ好況期に合わせて未来成長動力の確保に乗り出す。

大韓電線は海底ケーブル第2工場建設などのため、約5200億ウォン規模の有償増資を決定したと14日、公示した。 新再生エネルギーの拡大で需要が爆発している海上風力市場を狙い、海底ケーブル専用工場を追加建設し、米国・欧州など電力インフラ投資が増える地域に生産拠点を用意し、グローバル競争力を向上させるという計画だ。

今回の有償増資は株主配分後、実権株一般公募方式で進められる。 新しく発行される株式数は6200万株であり、14日基準の発行予定価格は1株当り8480ウォンだ。 最終有償増資の規模と発行価格は今後の株価によって2024年2月22日に確定される。

大韓電線は旧株(1月18日基準)に保有株式1株当たりの新株約0.5株を優先的に配分し、2月27日から28日まで旧株を対象に請約を実施する。 割当株式の20%範囲内で超過請約も可能だ。 筆頭株主の湖畔(ホバン)産業(持分率40.1%)は遺贈に参加する予定だ。

株主配分後、実権株が発生した場合には3月4日から2日間、一般公募請約が行われる。 新株上場予定日は3月21日だ。

大韓電線は遺贈を通じて確保する財源のうち、約4700億ウォンを海底ケーブル第2工場(以下、海底第2工場)建設に投入する。 現在、忠清南道唐津(ダンジン)の埠頭に建設している海底第1工場に続き、第2工場までスピード感を持って推進し、全世界的に拡大する海底ケーブル需要に積極的に対応する方針だ。

海底第2工場は、525kV級HVDC(超高圧直流送電)海底ケーブルと345kV級外部網海底ケーブルまで生産可能な専用工場で、2026年内に工場建設を終え、2027年上半期から稼動する計画だ。 2工場には超高圧ケーブル生産の中核設備であるVCV(垂直連続押出システム)タワーなどの最先端ラインを構築し、海底1工場比約5倍の生産能力を確保する。

これと共に、インフラ投資が活発な地域に生産拠点確保のための投資も進める。 有償増資資金のうち、約500億ウォンを投入する予定で、米国・欧州・中東が対象地域だ。
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