先月の輸出入物価、5ヵ月ぶりに下落へ···「米ドルと原油価格下落の影響」

15일 오전 인천 중구 인천컨테이너터미널에 컨테이너가 쌓여있다 20230915사진유대길 기자 dbeorlf123ajunewscom
[写真=亜洲経済]

先月、韓国に輸入された製品と輸出製品の価格が為替レートと原油価格下落の影響で5ヵ月ぶりに下落した。特に輸入物価は時差を置いて消費者物価に影響を及ぼすだけに、今後の物価安定化に肯定的に作用すると見られる。

13日、韓国銀行が発表した「2023年11月の輸出入物価指数」の統計によると、11月基準の輸入物価指数は135.11で、前月比4.1%下落した。輸入物価は7月以後、4ヶ月連続上昇傾向を持続し下落転換したもので、1年前同期と比べて8.5%急落した。

11月の輸入物価では原材料や中間財、消費財などが軒並み下落した。原材料価格は鉱山品を中心に前月対比6.6%低くなり、中間材も石炭および石油製品、化学製品などが下がり3.1%下落した。資本財と消費財の価格も前月比それぞれ2.2%と1.9%下がった。品目別には、原油価格が1ヵ月前より9.7%低くなり、水酸化リチウム価格も25%以上下落した。農林水産品の中では牛肉とトウモロコシの輸入価格がそれぞれ4%、4.6%下落した。

このような輸入物価の下落傾向は、国際原油価格の下落傾向が大きく作用したためと分析される。実際、11月のドバイ油価格は1バレル当たり平均83.55ドルで、前月(89.75ドル)比6.9%下落した。同期間、契約通貨基準の輸入物価は1ヵ月前と比べて1.4%下落した。

11月の輸出物価指数も前月比3.2%下落した116.45を記録した。輸出物価も輸入物価と同様に5ヵ月ぶりの下落となっている。ただ、1年前と比べると7.2%低い価格で前年比下落傾向を続けた。

輸出物価では農林水産品価格が小幅上昇した(+0.7%)反面、工業製品は石炭および石油製品、化学製品を中心に3.2%下落した。細部品目別には、果物の輸出価格が1ヵ月前より24.2%急騰し、フラッシュメモリーの輸出価格も14.6%上昇した。一方、軽油とガソリンの輸出価格は11.9%、4.7%下落した。Dラムの輸出価格も1.6%下がった。契約通貨基準の輸出物価は前月比0.5%下落した。



 
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