![[写真=HD韓国造船海洋]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/11/17/20231117121656239710.jpg)
HD韓国造船海洋は最近、アジア所在の船会社と9万8000㎥級のエタン運搬船2隻に対する建造契約を締結したと17日、公示した。 契約金額は3億4000万ドル(約4400億ウォン)だ。
今回受注したエタン運搬船は蔚山(ウルサン)HD現代重工業が建造し、2027年上半期までに順次船主会社に引き渡される予定だ。
エタン運搬船は高度の技術力とノウハウが投入される高付加価値船舶だ。 液化したエタンを保管する貨物倉の内部温度を氷点下94度で安定的に維持しなければならないためだ。
特に、今回受注したエタン運搬船は1隻当たりの船価が1億7000万ドルで、大型エタン運搬船基準で最高船価を記録した。 受注したエタン運搬船は長さ230メートル、幅36.5メートル、高さ22.8メートルの超大型規模だ。
HD韓国造船海洋は今回の受注を含め、今年計149隻を受注しており、年間受注目標157億4000万ドルの134.9%を達成した。
船種別では石油化学製品運搬船(PC船)37隻、コンテナ船29隻、液化石油ガス(LPG)·アンモニア運搬船28隻、液化天然ガス(LNG)運搬船39隻、自動車運搬船(PCTC)4隻、タンカー7隻、液化二酸化炭素運搬船2隻、海洋設備1基を受注した。
HD韓国造船海洋関係者は“今回のエタン運搬船受注を含め、多様なガス運搬船受注を通じてスペクトラムを広げている”とし、“多数の建造経験を蓄積することで、今後、水素など次世代ガス運搬船市場も先導していく”と明らかにした。
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