秋慶鎬（チュ・ギョンホ）副総理兼企画財政部長官が20日、「まだ世界的にインフレが完全に収拾されていないだけに、高金利が長期間持続する可能性がある」と言及した。
秋副総理はこの日、国会で開かれた企画財政委員会国政監査で「米国10年国債の金利が5%を越えるなどマクロ経済が非常に危険だ」という野党「共に民主党」のホン・ソングク議員の質問に対し、「高金利が長期化する可能性がある」と答えた。
彼は「国際原油価格上昇の動きが尋常ではなく、世界経済の回復速度が少し遅い」として「不確実要因が続いているため鋭意注視しており、色々な政策対応を綿密に点検し準備している」と付け加えた。
続けて「中東事態の拡散、戦争の拡大などが非常に不確実だ」として「韓国の金融や外国為替、国際原油価格、実体経済に非常に大きな影響を及ぼしかねないため、（韓国）政府は非常に緊張しながら関係機関と緊密な協力を通じて対応している」と強調した。
また「外国為替保有額を増やさなければならないのではないか」という趣旨の指摘には「国際通貨基金（IMF）や国際信用評価会社が最近の韓国外国為替保有額水準に対しては対外ショックに十分対応できると評価する」と明らかにした。
一方、歴代級の「税収パンク」にともなう地方自治体財政難と関連した与党「国民の力」のペ・ジュンヨン議員の質問には「大きな枠組みで執行に問題がないという判断だ。一部の基礎団体などでは通常的に見れば不用になる部分がかなりある」として「年例的に出てくる部分であり、それを通じた支出効率化などをすれば現場に当初予定された執行は無理がない」と説明した。
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