LG電子が景気低迷にもかかわらず、再び歴代級の実績を記録した。
LG電子は10日、今年3四半期の連結基準で売上20兆7139億ウォン、営業利益9967億ウォンを記録したものと暫定集計されたと公示した。 これは前年同期の売上21兆1768億ウォン、営業利益7466億ウォン対比それぞれ2.2%減り、33.5%増加した水準だ。
前四半期比では小幅に伸びた。 今年2四半期の売上19兆9984億ウォン、営業利益7419億ウォンと比べると、それぞれ3.6%、34.3%上昇した。 売上と営業利益ともに歴代3四半期基準で最大記録に準ずる数値だ。
生活家電はボリュームゾーン攻略とシステムエアコンなど冷暖房空調を前面に押し出し、企業間取引(B2B)比重を拡大し、好実績を出した。 北米、欧州を中心に増えているエコ・高効率需要に対応し、ヒートポンプ、エネルギー貯蔵装置(ESS)など冷暖房空調事業をより拡大する計画だ。
TV事業は需要減少にも効率的な運営で、黒字基調と収益性改善を続けた。 コンテンツ・サービス事業が意味ある成長を繰り返し、製品中心からメディア・エンターテインメントプラットフォームまで事業を拡張している。 コンテンツ・サービス事業の中核であるウェブOS TVは2026年に3億台まで増やす。
電装事業は高速成長の基調を示した。 今年初めて年間売上10兆ウォンを超えるものと予想されるというのが会社側の説明だ。 近いうちに全体成長を主導する主力事業として位置づけられるだろうという評価だ。
また、ビジネスソリューション(BS)事業はIT需要の鈍化に売上と収益性が多少弱まったが、オーダーメード型ソリューションを提供する商業用ディスプレイ(ID)とフォルダブルノートパソコンなどプレミアムITラインナップを前面に出し、顧客経験革新を持続している。 これと共に、電気自動車充電事業を急速に育成している。
一方、LG電子は今月末、業績説明会を通じて2四半期の連結基準純利益と事業本部別の業績を発表する計画だ。
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