​LG化学、未来先端技術で化学業界の革新リード

[写真=​LG化学]
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LG化学は第4次産業革命時代に対応するため、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)、ビッグデータなど未来先端技術を主要事業部門に導入している。
 
LG化学はAIチャットロボットである「ChemBot」を全社業務ポータルに導入し運営していると24日、明らかにした。
 
ChemBotは難しくて複雑な社内用語も自ら学習して案内できるように設計された。 簡単な文章だけでも多様な業務処理が可能だ。
 
LG化学は多様な業務関連知識をビッグデータ形態でChemBotに蓄積させ、自ら持続的な学習が可能な形態で運営する予定だ。 石油化学部門はIoTとビッグデータ基盤のディープラーニングを通じて生産過程での不良率を改善し、業務の効率性を高めるなど、生産性の増大に乗り出す。
 
LG化学は2018年、金泉工場の高吸収性樹脂(SAP)生産ラインにカメラを設置し、イメージを学習するディープラーニングアルゴリズムを適用し、異物発生によるライン稼動中止および全数検査の非効率性を改善した。 
 
大山工場は事業場内にLTE専用網を構築し、IoT技術を基盤に製品出荷情報を体系的に管理する物流自動化システムを運営している。 製品出荷チェックリストや検収写真をオンラインサーバーに登録するなど、検収履歴がサーバーにリアルタイムで蓄積される。 データの正確性はもちろん、検収チェックの利便性が向上し、検収進行時間が大幅に改善された。
 
先端素材部門はAIを活用したディープラーニング技術で高効率・長寿命の高性能OLED材料の開発に乗り出す。 LG化学は物性に優れたOLED物質を発掘するため、OLED素子の物性を予測するディープラーニングモデルを構築した。 未来技術研究センターでは昨年、AIで候補物質60種以上を選別し、多様な実験を進めている。
 
これを通じて最終製品化に必要な実験を従来比50%減らし、優秀物質の発掘確率を高めていく予定だ。 生命科学部門はAIを活用した新薬ターゲット発掘およびアルゴリズム開発に研究力量を集中している。
 
2017年からIBMのAIサービス「Watson」を活用し、数分で2500万件以上の文献を検索し、順位化された候補ターゲットリストを確保できるようになった。
 
現在、遺伝体ビッグデータなどを内部ディープラーニング技術で分析し、新しい糖尿・代謝ターゲットを発掘する研究を進行中であり、今後の開発段階にもAI技術を拡大適用する予定だ。
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