来年9月から漢江(ハンガン)を走る水上公共交通手段として「リバーバス」が運航を開始する。
同事業はソウル市が2006年から野心的に推進した「漢江ルネサンス」事業と軌を一にする呉世勲 (オ・セフン)市長の核心政策だ。
運航路線は京畿道金浦のアラハンガン~汝矣島(ヨイド)の広域区間と汝矣島~麻浦(マポ)~蚕院(チャムウォン)~蚕室(チャムシル)の市内区間など2つの複数区間だ。運賃は金浦~ソウル間広域バス水準の3000ウォン以内に決まるという。またリバーバスは公害を発生させない環境にやさしい船舶として導入される。
ソウル市は4日、「来年から漢江にリバーバスが登場し水上交通時代が開かれる」として「こうなればアラハンガンから汝矣島まで30分以内に移動できる」と明らかにした。
リバーバスは一度に200人ほどが搭乗できる輸送力を備えており、市内バス(1台が約50人)の4倍ほどの人員を一度に輸送することができるため、大衆交通の混雑を緩和すると期待される。運航間隔は出退勤時間帯基準で15分だ。
市はリバーバス船着き場造成事業に突入し、水上交通とバスや地下鉄など陸上公共交通が連係できるよう乗り換え場接近の利便性のための造成事業を行う予定だ。
呉市長は「リバーバスが導入されれば市民は便利な水上交通を通じて自由に移動できるようになる」と期待した。
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