​現代モービスの水素事業、現代自への移管推進…水素自動車開発に集中

[写真=現代自]
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現代自動車グループが現代モービスの水素事業を現代自に引き渡す案を検討している。 現代自は水素燃料電池に、現代モービスは電動化部品事業に力量を集中し、競争力を強化しようとする意志と解釈される。
 
30日、業界によると、現代自動車グループは現代モービスの水素燃料電池関連事業を現代自傘下に移管する組織再編を推進している。
 
現代自はネッソとエクシエントトラック、エレクシティなど水素燃料電池自動車の生産を担当している。 現代モービスは水素で電気エネルギーを生成する核心部品である燃料電池スタック、燃料電池システムと電気動力システムを結合したパワートレイン燃料電池統合モジュールなどを生産する。
 
現代モービスが忠州(チュンジュ)工場で現代自の水素自動車に搭載される水素燃料電池の核心部品であるスタックと水素燃料電池システムを生産すれば、現代自蔚山(ウルサン)工場が持ってきて水素自動車を生産してきた。
 
現代自動車グループは水素燃料電池の完成車などを生産する現代自に水素事業関連力量を集中する方針だ。 現代自の今年上半期のグローバル水素自動車市場シェアは38.6%で、トヨタ(28.1%)を抜いて1位を維持している。
 
トヨタはミライを前面に押し出し、現代自との格差を縮めている。 現代自とのシェア格差は昨年上半期の33.9%ポイントから今年は10.5%ポイントに縮まった。 複数の系列会社に分散した水素事業を一つにまとめ、水素自動車の開発などにさらに力を注ぐ計画だ。 現代モービスは電動化部品の競争力強化に注力するものと見られる。
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