グーグルが韓国のアプリケーション(アプリ)開発会社のための成長支援プログラムを拡大実施することに乗り出した。今年は支援対象企業数を前年比20社増やした100社に決めた。選定アプリ分野もゲーム・ヘルスケア・芸術・オンライン投資連携金融(P2P)など多様だ。これらの大多数が日本市場進出の意志を示しただけに、窓口で関連現地研修課程を新設し提供する予定だ。
グーグルアジア太平洋地域プラットフォーム・生態系マーケティングおよびグーグルコリアマーケティング総括は17日、ソウル江南グーグルコリア事務室で開かれたメディアラウンドテーブル行事で「窓口プログラムの最も大きなビジョンの一つは韓国の立派な開発会社を海外に進出できるよう支援すること」と強調した。
投入可能な資本が限定された中小開発会社の場合、時間・費用・人材などの負担で海外市場への進入を放棄する場合が多い。これに対しグーグルは独自のアプリ市場を踏み台にして、彼らが海外に事業を拡大できるよう支援する方針だ。
シン総括は「日本市場は窓口参加会社が非常に重要視しており、最優先に攻略しようとする地域の一つ」として「今年は内部スタートアップ日本支援チームと協業し日本現地ベンチャーキャピタル(VC)、スタートアップなど業者所属専門家に直接会って学べるネットワーキングの場を用意する予定」と話した。また「日本現地で進められるスタートアップ研修プログラム『Immersion Trip』を新しく企画し窓口開発会社に提供しようと思う」と話した。
グーグルと中小ベンチャー企業部・創業振興院が共同実施する窓口プログラムは参加会社に △創業支援セミナー △海外事業などのためのマンツーマンコンサルティング △投資誘致を支援するデモデーなど参加機会を提供する。先立って窓口1~4期プログラムに参加した計360社はプログラム参加後、新規アプリダウンロード数が平均140%増加した。売上高は62%、開発会社のチーム規模も41%増えた。そのうち、海外市場進出の割合は69%も増加した。
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