​カカオペイ、売上・取引額の拡大にも…2四半期の当期純損失62億ウォン

[写真=​カカオペイ]
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カカオペイが今年2四半期(4~6月)に取引額・売上など量的成長を達成したが、62億ウォンの当期純損失を記録した。 取引が増え、営業費用も同時に増加した。
 
カカオペイは1日、2四半期連結基準で、1489億ウォンの売上を上げ、前年同期対比11.0%成長したが、62億ウォンの当期純損失を記録したと明らかにした。
 
2四半期の売上高の増加は決済部門が主導した。 韓国を訪問した外国人が免税店、デパートなど1件当たりの決済金額が大きい加盟店で消費する取引が増えたことによる影響と分析される。 金融サービス部門も過去最大の融資取引額を記録した融資仲介サービスを前面に押し出し、売上規模を引き上げた。
 
特に、2四半期の取引額と売上寄与取引額が34兆2000億ウォン、9兆9000億ウォンで、前年同期対比それぞれ18%、20%程度成長し、量的成長を達成した。 カカオペイは決済18%、金融23%、送金などその他のサービス17%など、すべてのサービス領域の取引額が前年同期対比2桁増加率を示したということに意味を付与した。
 
海外決済の売上は昨年2四半期より90%以上増え、決済サービス内の売上比重を二桁に高めた。 カカオペイ側は、コロナパンデミック回復業種を中心とした決済額の増加、海外決済先の拡大などの影響で、海外決済の売上増加傾向が続くものと期待している。
 
2四半期のカカオペイ充電残高が初めて1兆ウォンを突破したことも注目される。 充電残高の他に使用者・加盟店指標も改善された。 月間使用者数(MAU)は前年同期比11%増の2425万人を記録し、使用者1人当たりの取引件数は同期間4%増の104件となった。 全世界のオン・オフライン加盟店数は32%増加した219万店だった。
 
しかし、このような量的成長にもかかわらず、カカオペイは2四半期に赤字を記録した。 決済サービスの売上拡大による支給手数料の増加により、営業費用が1614億ウォンで、前年同期対比10.1%増え、営業損失(126億ウォン)、当期純損失(62億ウォン)につながった。
 
下半期にはカカオペイ証券・損害保険など子会社の成果が黒字転換の鍵になると予想される。 2四半期の子会社の各種実績指標が肯定的に現れたためだ。 カカオペイ証券の預託資産は7月末基準で約2兆ウォンを記録した。 カカオペイ損保は海外旅行保険の発売から約50日で、1日平均1800人(7月3週目基準)程度が加入した。
 
一方、カカオペイは先月27日、カカオから400億ウォン相当のカカオペイ損保株式を買収したのに続き、31日には1000億ウォンを投入し、カカオペイ損保の有償増資に参加することにした。
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