今年上半期、韓国を訪れた外国人需要は443万人余りを記録した。
韓国観光公社が発表した6月の韓国観光統計によると、今年1月から6月までの訪韓外国人数は443万人を記録し、コロナパンデミック以前の2019年上半期の52.5%まで回復した。
6月の1ヵ月間、訪韓した外国人需要は96万人余りに達した。前年同月(約23万人)に比べて321.9%増加した数値だ。
6月の訪韓観光市場1位の国は日本(19万7000人)だった。1~6月の累積需要は86万人余りに達した。
主な訪韓市場の中で最も多く増加したのは台湾だった。前年同期に比べて約96倍増加した数値だ。台湾の1~6月の累積需要も40万人を上回っている。
中国は依然として団体観光需要がないものの、5月から前年対比10倍以上増加し、徐々に回復している。
海外に発つ内国人(韓国人)の需要間の格差は依然として大きく広がった。6月の国民の海外観光客は177万1962人で、前年同月(41万2798人)比329.3%増えた。2019年6月と比べても71%水準まで回復した。
今年上半期の累積需要は1000万人に迫る993万人に達した。2019年上半期の66%水準だ。
観光業界のある関係者は「入国規制が全面解除され、韓国を訪れる外国人需要が急増したが、海外に出国する内国人需要と比較するとまだまだ少ない」とし「訪韓外来客を引き付けるほどのメガイベントなどを通じて積極的に誘致する必要がある」と助言した。
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