![[写真=LG]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/07/12/20230712150602334328.jpg)
LG化学は11日、グローバル投資資金調達目的で、20億ドル(約2兆6000億ウォン)規模の外貨交換社債を発行すると公示した。 交換社債は社債の一種で、発行企業が保有している株式(自社株または他社株)に交換できる権利が付与される。
LG化学は確保した資金を施設投資と運営資金に主に使う計画だ。 LG化学はエコ素材、電池素材、グローバル新薬の3大新成長動力を中心に、2025年までに計10兆ウォンの投資計画を明らかにしている。
LG化学が発行する外貨交換社債はドル(USD)で発行される。 5年物と7年物の満期構造を持ち、満期利率は5年物は0.75~1.25%、7年物は1.35~1.85%水準だ。
LG化学は子会社であるLGエネルギーソリューションの持分81.84%を保有している筆頭株主で、今回の交換社債の交換対象はLGエネルギーソリューション普通株だ。 交換価格はLGエネルギーソリューションの11日終値55万ウォンを基準、に1株当り5年物は25%~30%、7年物は30~35%水準の高いプレミアムで発行される予定だ。 これは今後、LGエネルギーソリューションに対する投資家の肯定的な展望が反映されたものと解釈される。
該当金額基準で全額交換が行われる場合、交換対象は約369万5000株で、これはLGエネルギーソリューション発行株式総数の約1.6%に当たる水準だ。 正確なプレミアムと発行金額は投資家募集結果によって12日午前に最終確定される。
LG化学は安定的なグローバル信用格付け(ムーディーズA3、Stable)とLGエネルギーソリューションの未来成長性を基に、今回の外貨交換社債をLG化学外貨社債5年物金利対比最大4.6%P低い金利で発行するものと予想される。 これを通じ、グローバル金利上昇期に低金利資金調達を通じた金融費用節減効果を享受できるようになった。
LG化学は、グローバル投資家を対象に信頼度向上と投資家底辺拡大のため、今回の外貨交換社債をシンガポール証券取引所に上場する。
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