韓国政府が電力システムの環境変化に対応して電力供給能力の拡充が急がれるとし、対応策を早急にまとめることにした。
産業通商資源部は10日、エネルギー委員会を開き、最近中長期的な電力需給環境の変化や対応方向、スマート省エネ推進案について話し合った。産業部は再生可能エネルギーの普及拡大、先端産業の新規投資などで電力システム全般で発生する環境変化に対応するための方案を打ち出す方針だ。
最近生活・産業全般の電気化が急速に進行し先端産業分野投資が増加し電力需要が急激に増加すると予想される。安定的な電力供給のための供給能力拡充と電力網適期構築が必要な状況だ。
産業部のイ・チャンヤン長官は「増加する電力需要に適期対応し安定的で効率的な電力供給ができるよう、電力需給条件変化を綿密に分析し対応戦略を用意する必要がある」と話した。続けて「需要増加に備えた安定的な電力供給能力を備えるために原発、水素など新しい供給余力拡充を検討する必要がある」と付け加えた。
イ長官は「いつでも安定的に電力供給ができるよう電力網を適期に拡充し電力市場制度も効率的で公正に改編することが重要な課題」と強調した。
省エネルギーに対しては「需要管理アプローチを変え、合理的な消費者の選択が自然に節約につながるシステムを構築する」と言及した。このため産業部は △エネルギーキャッシュバック拡大など節約が得になる補償体系構築 △エネルギー使用量と料金情報のリアルタイム提供などICT技術活用需要管理 △自発的で公正な節約履行体系構築などを重点的に推進する計画だ。
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