仁川国際空港公社は顔認証情報で速やかに出国できる「スマートパス」サービスの事前登録を10日から始めると明らかにした。
スマートパスサービスは、仁川空港を利用する出国旅客が顔認証情報を事前に登録し、出国ロビーの搭乗口などを顔認証だけで通過するサービスだ。
公社は今月末からスマートパスサービスを本格導入する計画であり、このために10日からは事前登録に必要な専用モバイルアプリケーションをオープンする。
事前登録を希望する場合、グーグルプレイストアまたはアップストアでモバイルアプリをインストールした後、必要な情報を登録すればよい。
事前に情報を登録した旅客は毎回パスポート、搭乗券を取り出さなければならない煩わしさをなくすことができ、登録旅客専用ラインも利用できる。
国際航空運送協会(IATA)によると、生体認定出国サービス導入時、出国所要時間がチェックインの場合10%、搭乗は40%ほど減少するという。
仁川国際空港公社のイ・ハクジェ社長は「スマートパスが導入されれば旅客便宜が改善され空港保安強化にも大きく役立つと期待される」として「夏季繁忙期に合わせてスマートパスを適期導入できるよう運営準備に万全を期する」と話した。
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