基準値180倍『セシウムのクロソイ』発見···韓国海洋水産部「福島水産物の輸入はない」

[写真=聯合ニュース]


韓国海洋水産部は7日、「福島産水産物の輸入はない」と明らかにした。日本福島沖で獲れたクロソイから基準値の180倍に達するセシウムが検出されたという報道に対する立場表明だ。

海水部は2013年9月、福島近隣8県のすべての水産物輸入を禁止した後、該当地域の水産物輸入を根本的に遮断している。

福島近隣8県以外の地域で生産する水産物に対しては、食品医薬品安全処が輸入件ごとに精密放射能検査を実施している。

海洋水産部は、韓国の国内に流通する主要日本産輸入水産物の場合「輸入水産物流通履歴制度」を活用して輸入から流通、小売段階までの取引履歴を管理中だ。輸入水産物流通履歴を基盤に原産地表示集中点検も実施している。

海洋水産部は5~6月、海洋警察・自治体などの協力を得て日本産など国民憂慮品目を扱う業者を対象に原産地表示全数調査を実施した。2回目の全数点検を計画している。

海洋水産部は「国民が憂慮する日本水産物に対しては徹底した輸入規制と安全検査を通じて絶対国内に流通することがないようにし原産地管理も徹底する」と話した。

一方、日本メディアによると、東京電力は先月福島原発港湾内で捕獲されたクロソイから1万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。日本食品衛生法が定めた基準値(1㎏当たり100)の180倍に達する数値だ。
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