米ドル預金、4カ月ぶりに162億ドル減少···4月だけで51億ドル↓

[写真=聯合ニュース]


韓国の4月の居住者外貨預金が前月より61億ドル減少した。特に米ドル預金は4ヵ月ぶりに162億ドルほど急減した。

24日、韓国銀行が発表した「2023年4月中の居住者外貨預金動向」によると、4月末外国為替銀行の居住者外貨預金残高規模は913億9000万ドルで1ヶ月前より61億ドル減少した。1月から4カ月連続の減少だ。

通貨別では、米ドル預金(792億ドル)が51億3000万ドル減少した。ユーロ預金も前月比4億3000万ドル減の44億3000万ドルとなり、円預金も53億2000万ドルと1ヵ月間で3億4000万ドル減少した。韓銀は「企業の輸入決済代金支給や海外直接投資および証券投資資金引き出しが拡大したことにともなう影響」と説明した。

特に最近になって米ドル預金の減少傾向が目立っている。昨年末の953億8000万ドルから800億ドルを下回り、4ヵ月ぶりに162億ドルが減少した。外貨預金の中で米ドルの割合が86.7%に達するほど大きく、米ドル減少にともなう外貨預金残高も196億ドル急減した。

主体別外貨預金の推移を調べれば、企業が保有している外貨預金残高が775億4000万ドルで、1ヵ月間で54億1000万ドル以上減少した。企業の外貨預金は昨年末961兆ウォンに達したが、今年に入って下落傾向を見せている。個人の外貨預金残高は138億5000万ドルで前月比3000万ドル減少し、昨年末比では6億9000万ドルほど減少した。

銀行別では、韓国の国内銀行の外貨預金残高が820億2000万ドルとなり、1ヵ月間で58億3000万ドル減少した。外銀支店が保有している外貨預金残高は前月比2億7000万ドル減少した93億7000万ドルと集計された。
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