現代自が下水処理場の廃棄物から得たバイオガスを活用してクリーン水素を生産し、これを通じて炭素削減と水素生態系活性化に乗り出す。
現代自は前日、忠清北道清州市役所で、「バイオガスを活用したクリーン水素生産施設の構築および水素生態系活性化のための業務協約式」を行ったと25日、明らかにした。
今回の協約は3月、環境省が主管したバイオガス活用クリーン水素生産施設構築事業の公募で、現代自-高等技術研究院コンソーシアムが民間事業者に最終選定されたことを契機に行われた。
協約により、現代自はまず2024年までに清州市公共下水処理場の敷地に有機性廃棄物から得たバイオガスで1日500kgのクリーン水素を生産できる施設を構築し、その後、増設を通じて2027年には1日生産量を1000kgまで増やす方針だ。
また、近くに水素充電所を一緒に設置し、副生水素に比べて合理的な価格のクリーン水素を地域住民に優先的に供給し、今後、水素バス、水素清掃トラックなど清州市内の公益目的の車両まで供給対象を拡大する計画だ。
特に、水素事業活性化政策に力を入れている忠清北道清州市と国内で初めてバイオガスを活用した清浄水素事業化実証経験を保有している高等技術研究院との協力を通じてシナジー効果を出せるものと期待している。
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