北朝鮮、金正恩氏推戴11周年の13日「平壌一帯から東海に向けて弾道ミサイル発射」

[写真=聯合ニュース]


北朝鮮が 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(総書記)推戴11周年の13日、平壌付近から東海(トンヘ)に向けて中距離級以上の弾道ミサイル1発を発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は先月27日、短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射して以来17日ぶりのことだ。

15日、金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である太陽節と25日の朝鮮人民革命軍創建記念日などが予定されており、北朝鮮がこれを前後して7回目の核実験、大陸間弾道ミサイル(ICBM)首脳角度発射など高強度挑発に出るという観測が出ている。

合同参謀本部は、北朝鮮が13日午前7時23分ごろ、弾道ミサイルを東海上に発射したと発表した。今回が今年9回目の弾道ミサイル挑発だ。軍は「北朝鮮の弾道ミサイルは高角に発射され、約1000キロメートルの飛行後、東海上に弾着した」と説明し、ミサイルの機種など詳しい諸元を分析している。

北朝鮮が7日から南北共同連絡事務所と西・東海軍通信線を通じた定期通話に応答していない状況でミサイル挑発まで再開し、韓半島(朝鮮半島)の緊張が高まっている。

今回の挑発は、金委員長が11日に韓国地図をかけて中央軍事委員会会議を主宰する姿が公開されてから2日後に敢行された。金委員長は指で平沢(ピョンテク)在韓米軍基地などを指差しながら指示するような姿を演出した。

北朝鮮のメディアは、金委員長が戦争抑制力をさらに攻勢的に拡大し、効果的に運用する必要性を強調したと報じた。

北朝鮮は今年3月28日の報道で戦術核弾頭「火山-31」を電撃公開し、今月8日には水中核無人攻撃艇「ヘイル(津波)-2型」の水中爆破試験を報道するなど兵器体系公開による武力デモも続けてきた。

北朝鮮の今回の挑発は、金委員長の推戴11周年とかみ合って行われた。最近、大規模な韓米連合演習や米国戦略資産の展開、北朝鮮人権報告書の公開発刊などに反発する側面もある。

韓米軍当局は11日(現地時間)から2日間、米ワシントンDCで第22回韓米統合国防協議会(KIDD)会議を開き、北朝鮮の核・ミサイル脅威による抑制および対応策について協議した。

また、韓日米3カ国の軍事当局は14日、ワシントンで第13回韓米日安保会議(DTT)を開き、北朝鮮弾道ミサイル警報情報の3カ国間リアルタイム共有システム構築案などについて話し合う。
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