[現地ルポ] 日「国賓級」警護…市民も「尹大統領に大きな期待」

[写真=亜洲経済]


「実務訪問」形式で1泊2日(16~17日)の日程で日本を訪問ししている尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人。しかし、日本政府は「国賓級」待遇で尹大統領を迎え、日本国民も尹大統領が韓日関係改善に役割を果たすものと期待している。

本誌(亜洲経済)のイ・ソンフィ記者が現地で取材した情報によると、尹大統領の訪日期間中に東京の主要地域に多数の警察が配置され、私服警察と見られる人々が道路沿いに駐車された車の中で無線機を持っている姿も捉えられたという。道路のあちこちの電光掲示板には「外国の重要人物が来日中、交通規制あり」とか「警備のための一時通行停止あり」などのメッセージが表示された。

尹大統領と岸田文雄首相との公式日程は16日に終わり、尹大統領は現在、別途の日程を進めている。巡回していた警察は「公式日程が終わったが、(尹大統領が帰国するまで)警備を続けている」と説明した。

現地の市民も尹大統領の訪日についてよく知っていた。多数の日本メディアが尹大統領と岸田首相の首脳会談と尹大統領個人に対して連日大きく報道していることに影響を受けたものとみられる。

イ記者が現地の食堂で会った50代の男性は、「尹大統領は前任の文大統領(文在寅)とかなり違うようだ」とし、「前任者は日本を非常に嫌っていたが、今の大統領は日本が好きで日韓(韓日)友好関係を重視しているようで期待が大きい」と話した。

その他に同記者が会った3~4人の市民も似たような意見を示し、特に金建希夫人に対する現地の関心が高かったと伝えた。
 
六本木通りで会った20代の女性たちは、「金夫人は日本の政治家の夫人たちとは違って、華やかで自己主導的なようだ」とし、金夫人の年齢や容姿の管理方法などを記者に聞いたりもしたという。

日本の日常の中での韓国文化についても報じた。六本木にある大衆食堂では、日本の代表的な庶民料理牛丼と豚汁を注文したたら、当然のようにキムチが置かれており、キムチの味も甘みの強い日本式キムチではなく、韓国の味に近かったという経験を語った。現地の人々は「韓国が嫌いだという人にもキムチと韓国式の海苔は今や必需品」と伝えた。

路上で会った30代の女性は、コロナ禍で韓国文化がさらに拡散したと話した。ネットフリックスで韓国ドラマを観て韓国に親近感を持つようになったという説明だ。40代の男性は「妻は韓国ドラマが好きで、娘は韓国ガールズグループが好きだ」とし「妻と娘のために今夏韓国を訪問する予定だ。現地の韓国料理が楽しみである」と報じ、韓国に対する日本人の認識の変化が感じられた。
 
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