サウジのスタートアップイベントを訪れた李永長官「韓国企業進出が実現し始めた」

[写真=聯合ニュース]


中小ベンチャー企業部の李永(イ・ヨン)長官が国内の中小ベンチャー企業と共にサウジアラビア最大のスタートアップイベントに参加した。

李長官は9日(以下 現地時間)、サウジアラビアのリヤドで開催される「Biban(ビバン)2023」を訪問した。ビバンはサウジアラビア商務省と中小企業庁が主管する行事だ。中小ベンチャー企業部は同日から13日までの5日間、現場で韓国企業館を運営する。

韓国企業館には △ギャラクシーコーポレーション △ネクストオン △ドット △ザピンクポンカンパニー △セキュリティーレター △エイチディーティー △エイチツーオーホスピタリティ △エンジェルスイング △ウェーブライフスタイルテック △ベステララボなど韓国の有望中小・ベンチャー企業10社のブースが設けられた。

国内企業は今回の行事への参加を通じて、中東進出の足場を築く見通しだ。このような席は11月、国内最大のスタートアップフェスティバルであるコムアップにサウジアラビア投資部のアルファーレ長官が参加し議論が始まった。

李長官は当時、アルファーレ長官と会談し、韓国-サウジアラビアの中小ベンチャー企業分野の協力ムードを造成した。続いて両長官が1月、スイスで開催されたダボスフォーラムで再会し、韓国のベンチャー・スタートアップのビバン参加への議論が活発に展開された。

サウジ側では韓国企業の参加便宜のために登録締め切り期間を特別に延長し、展示会ブースと宿泊を無料で提供するなど積極的な支援努力を傾けた。韓国企業も高い関心を示し、5日間の短い募集公告期間にもかかわらず、15対1の競争率を見せた。

李長官は同日の開幕式で基調演説を通じて、韓国ベンチャー生態系の躍動性と競争力について説明した。特に、韓国企業がサウジの高い発展潜在力と結合してシナジー効果を出し、世界市場に向かって共に進むことを提案し、大きな呼応を得た。

彼女は「昨年9月の米国訪問直後から準備してきたサウジとの中小・ベンチャー企業分野の協力が実現し始めた」として「上半期中に貿易使節団を派遣するなど後続事業を速やかに推進し、複合危機で困難に直面した中小企業とスタートアップの輸出活路を開き投資誘致を支援する」と話した。
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