2月の韓国消費者物価4.8%↑…10ヵ月ぶりに4%台に鈍化

[写真=連合ニュース]


先月、韓国の消費者物価が10ヵ月ぶりに4%台に鈍化した。

統計庁が6日に発表した「2月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は110.38(2020=100)で前年同月比4.8%上昇した。昨年4月(4.8%)以来10ヵ月ぶりに4%台に鈍化したわけだ。
 
昨年6月と7月に6%台を記録した物価上昇率は8月に5.7%を記録し、以後5%以上の高物価を記録した。

先月の物価上昇には水道料金の引き上げの影響が大きかった。電気・ガス・水道の上昇幅が前年同月比28.4%で最も急上昇した。電気・ガス・水道をまとめて統計を作り始めて以来、最も高い上昇率だ。

ただ、石油類と畜産物は下落傾向に転じた。特に石油類の価格が前年同月比基準で2021年2月(-6.3%)以後2年ぶりに下落した。

根源物価(農産物および石油類除外指数)は前年同月比4.8%上昇し、前月(5.0%)より上昇幅が低くなったた。根源物価は主に需要の影響を受ける品目だけを別に集めたもので、物価上昇の基調的流れを示す代表的な指標だ。

統計庁のキム・ボギョン経済動向統計審議官は「石油類価格が2年ぶりに下落し、畜産物も下落したため(物価上昇率鈍化に)影響を及ぼした」とし「一部自治体で水道料金が上がったのが影響を及ぼし、電気・ガス・水道物価は今回も過去最高値を記録した」と説明した。
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