SKエコプラント、超純水生産核心技術の国産化推進

[SKエコプラント、超純水生産核心技術の国産化推進]


 
SKエコプラントが半導体生産必須財である「超純水(Ultra Pure Water)」生産核心技術の国産化に乗り出す。
 
SKエコプラントは分離膜製造専門企業(株)「セプラテック」と超純水核心技術の研究開発および投資協約式を締結したと7日、明らかにした。
 
今回の協約を通じ、SKエコプラントは環境省が推進している「超純水生産工程の国産化技術開発事業」の中、「脱気膜(MDG、Membrane Degassing)開発課題」に参加する。
 
超純水は高度な精製技術で水の中の不純物を極めて低い値で除去した純度100%に近い水だ。 半導体の底板となる150㎜ウェハー1枚を削るのに1t以上を使うほど半導体生産に必須な素材だ。
 
超純水は用途により15~20余りの工程を経て生産されるが、その中で高難度核心技術に分類される3つの中の一つが脱気膜技術だ。 脱気膜は特殊製作された分離膜で、水中に溶けている酸素濃度を1ppb(partsperbillion、10億分の1)以下に除去する核心装置だ。  
 
SKエコプラントはこれまで築いてきた水処理運営ノウハウを基に、分離膜技術を保有したセプラテックと共に研究開発を推進する。 水から不純物を除去する脱気膜モジュールの形態を作り出すなど、核心技術を確保し、事業化に乗り出す予定だ。 また、セプラテックの持分約18%を買収し、研究開発のための投資も支援する。
 
SKエコプラントは今回の国策課題への参加を契機に、一部の国が独占してきた世界超純水市場に韓国企業が進出する橋頭堡を設けるものと期待した。 世界の超純水市場は2024年には23兆ウォン以上に拡大する見通しだ。 韓国市場も2024年には2020年対比40%以上成長が予想される。
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