昨年のファンド純資産851.3兆ウォン…韓国の不動産ファンド24%↑

[写真=金融投資協会]


昨年、グローバルインフレとこれにともなう主要国の金利引き上げ基調にも韓国の国内ファンドに56兆ウォンの資金純流入が発生した。

金融投資協会が17日に発表した「2022年ファンド市場決算」によると、昨年末の全体ファンド純資産は前年対比19兆4000億ウォン(2.33%)増加した851兆3000億ウォンと集計された。

昨年、計56兆ウォンの資金が韓国の国内ファンド市場に純流入した。債権・混合債権型ファンドで資金流出が発生したが、これを除くすべてのタイプのファンドに資金が流入した。

公募ファンド運用資産(AUM)は昨年末238兆1000億ウォンで、前年末より29兆9000億ウォン(9.3%)減少した。一方、私募ファンドAUMは48兆3000億ウォン(9.3%)増の568兆1000億ウォンだった。

ファンドタイプ別は国内外の不確実性に証券型ファンドが萎縮し、代替投資ファンドと短期金融の上昇傾向は続いた。

株式型ファンドはグローバル株式市場の下落でAUMが前年末対比19兆4000億ウォン(17.5%)減った91兆4000億ウォンを記録したが、年間6兆8000億ウォンの資金が純流入した。

債券型ファンドは国内外主要国の金利引き上げで債券価格が下落すると、AUMが14兆1000億ウォン(10.9%)減り115兆7000億ウォンと集計された。金利引き上げによって10兆8000億ウォンの資金純流出も発生した。

短期金融ファンドは政府の金融市場安定化措置などにともなう資金流入で年間14兆ウォンの資金が純流入し、AUMは前年末対比17兆4000億ウォン(12.8%)増加した153兆3000億ウォンで取引を終えた。

機関の資金執行により不動産・特別資産ファンドにも資金が入ってきた。特に、韓国の不動産ファンドAUMは前年比24.0%も急増し、海外特別資産ファンドのAUMは22.8%増加した。
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