韓国、UAEと経済外交成果の可視化… 61億ドル規模のMOU締結

[写真=聯合ニュース]


アラブ首長国連邦(UAE)が投資を約束した300億ドルのうち、20%を上回る61億ドル規模の了解覚書(MOU)が現地で締結された。

UAEを国賓訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が強調した経済外交の成果が可視化しているという評価が出ている。

16日(現地時間)アブダビのリクソスマリーナホテルで尹大統領が参加した中で開かれた「韓・UAEビジネスフォーラム」は23件のMOU締結および1件の実際の契約成功につながった。総額61億ドル(約7兆5300億ウォン)に上る。

尹大統領を遂行中のイ・チャンヤン産業通商資源部長官は「エネルギー、防衛産業など伝統的な協力分野と共に水素生産および活用(モビリティ)、バイオ、デジタル転換、メタバースなど新産業分野でもMOUが締結された」として「韓・UAE間の経済協力が高度化・多角化する契機が用意された」と強調した。

具体的にエネルギー分野では水素・アンモニア共同生産(石油公社)、水素および新再生(サムスン物産)、再生可能エネルギー(大韓E&C)、送電およびガス発電(サムスン物産)で計4件のMOUが締結された。水素モビリティの普及(昌原市、韓国自動車研究院、グァンシン機械工業)と交通機関間の協力(韓国交通研究院)などの分野でも2件のMOU締結が実現した。

新産業分野の場合、バイオ(メディトックス)、統合デジタルサービス(メガゾーンクラウド)、デジタル転換(H2O Hospitality、ヤノルジャ)、メタバース技術(エイブグローバル、EntreReality)、データ収集ソリューション(メイン情報システム)など情報通信技術(ICT)企業を中心に8件のMOUを獲得する成果を出した。

次世代成長動力として脚光を浴びている防衛産業と関連しては、現代重工業、LIGネクスワン、ケイテックなどが2件のMOUと1件の契約を引き出した。K-スタートアップの中には、N15 PARTNERS(エヌフィフティーンパートナーズ)が現地市場進出のためのMOU1件を成功させ、注目を集めた。

このほか、貿易協会とKOTRA、貿易保険公社の公共部門は、3件のMOU締結をもとに、両国企業間の交流を積極的に支援していく方針だ。

産業部のキム・ヨンユン中東アフリカ通商課長は「今回のフォーラムはコロナ拡散以後、首脳歴訪を契機に大規模な民間経済使節団が同行してなされた最初の大規模経済行事」と評価した。続けて「両国経済協力がエネルギーや防衛産業分野を越えて先端新産業、スマートファームなど全産業を網羅する全面的な協力関係に拡大発展する新しい地平を開いたという点に大きな意義がある」と付け加えた。
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