中国発韓国入国者を対象にした新型コロナウイルス感染症の遺伝子増幅(PCR)検査陽性率が30%台を記録した。検査者の3人に1人の割合で確診されたわけだ。
中央防疫対策本部は5日、去る4日に中国発仁川空港入国者のうち「短期滞在」外国人327人に対して空港検査センターでPCR検査を行った結果、103人が陽性判定を受けたと明らかにした。陽性率は31.5%だ。
中国から韓国への入国者に対する全数PCR検査が施行された今月2日以降、3日間の累計陽性率は26.1%(917人のうち239人が陽性)だ。日別陽性率は2日に20%、3日に26%、4日に31.5%へと高くなっている。
韓国に入国後に陽性判定を受けたにもかかわらず、ホテル隔離を拒否して逃げた40代の中国人は2日後に逮捕され、再び隔離施設に搬送された。
防疫当局は「個別事例に対する動線や接触者調査はしていない」とし「詳細事項を確認した後、指針に従って管理する予定だ」と明らかにした。
先立って3日、A氏は仁川市中区永宗島(ヨンジョンド)のあるホテルの近くでコロナ感染による隔離を拒否し逃走した疑いが持たれている。
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