産業通商資源部、今年のR&D予算5.6兆ウォン・・・過去最高水準

[写真=聯合ニュース]


韓国の産業通商資源部は今年、研究・開発(R&D)予算で5兆6000億ウォンを編成した。これは前年(5兆5000億ウォン)より2.3%増加したもので、過去最高水準だ。

産業部は1日、今年のR&D支援計画を盛り込んだ「2023年度の産業技術革新事業統合施行計画」を公告すると明らかにした。今年の産業部R&D予算は、昨年(5兆5000億ウォン)比2.3%増の5兆6711億ウォン規模で、過去最高水準だ。

韓国政府は国政ビジョンの一つである「ダイナミック革新成長」実現のための核心国政課題分野に投資を集中することにした。産業通商資源部は2018年以降、核心素材のサプライチェーン危機や新型コロナウイルス感染症の拡散など経済危機克服と国家戦略技術確保を通じた未来新市場創出のためにR&D投資を持続的に拡大している。2018年にはR&D予算が3兆1580億ウォンに過ぎなかったが、今年は5兆6711億ウォンでわずか5年で規模が2倍近く増えた。

特に「主力産業の高度化」関連予算が最も多く増えた。昨年は9188億ウォンだったが、今年は1兆222億ウォンで前年対比13.1%増加した。産業全般にデジタル技術を適用し、低炭素製造革新支援を通じた主力産業の高度化支援を強化するためだ。

また、デジタル技術の融合で主力産業の生産性・付加価値革新のために製造現場のロボット開発・普及など生産工程最適化、仮想協業工場構築などを支援する。このため、ロボット産業技術開発に1069億ウォン、電子部品産業技術開発に1186億ウォン、DXハンゴルム(一歩)プロジェクトに83億ウォンを編成した。デジタル協業工程構築技術開発は今年初めて50億ウォンを新規編成した。

挑戦的・開放型R&D支援活性化を通じた産業技術R&Dの市場性・革新性向上のために需要者指向R&D革新分野に対する支援も拡大する。昨年は7292億ウォンだったが、今年は2952億ウォンで前年対比9.1%増加した水準だ。

経済安保確保と未来産業の主導権先取りのために成長可能性と波及効果が大きい未来先端戦略産業の超格差確保のための投資を拡大する。昨年(5959億ウォン)より8.7%増の6477億ウォンを投資することにした。

また、中核素材の自立や安定供給網の確保を目指した「新産業通商戦略(産業供給網の安定化)」目標の履行に向けた投資も加速する。今年の投資規模は1兆4958億ウォンだ。

この他に原発生態系強化に1736億ウォン、エネルギー新産業・新市場育成に7156億ウォン、成長志向型産業戦略支援に4038億ウォンを投資する。

事業概要や日程など具体的な情報は産業部をはじめ専門機関である韓国産業技術振興院(KIAT)、韓国産業技術評価管理院(KEIT)、韓国エネルギー技術評価院(KEETEP)など専門機関のホームページで確認できる。政府は4日、オンラインで科学技術情報通信部主管部署合同説明会も開催する予定だ。
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