韓国も中国発入国者のコロナ検査を義務付け・・・入国前後すべての人を対象

[写真=聯合ニュース]


韓国政府が中国内の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡散に備え、防疫措置を強化する。まず、中国発航空機に搭乗するすべての国内(韓国人)・外国人に対する入国前後のコロナ検査を義務付ける。また、韓国内の短期旅行などを防ぐため、来月まで中国内公館での短期ビザ発給を制限し、中国発航空便の追加増便を暫定的に中止することにした。

中央災難安全対策本部は30日午前、政府ソウル庁舎で会議を主宰し、このような内容が盛り込まれた「中国関連コロナ19の動向および対応計画」を発表した。

まず、韓国の国内への短期旅行を制限するため、中国内公館での短期ビザ発給を制限する。ただし外交・公務、必須企業運営、人道的理由などの目的では発給が可能だ。ビザ制限措置は来年1月31日まで施行される。

中国からの航空便の数も縮小される。現在、中国発の航空便はコロナ禍以前の約5%水準だ。航空便をさらに縮小し、追加の増便を制限する方針だ。

安定的な中国発入国者管理のため、現在4つの空港に到着する航空機の到着地を仁川空港に一元化する。金海(キムヘ)、大邱(テグ)、済州(チェジュ)など地方空港到着の航空便の週3回の運航は暫定的に停止される。

また、中国から来るすべての入国者に対して入国前後にコロナ検査が実施される。

来月5日からは現地から韓国に出発する航空機に搭乗するすべての韓国人・外国人は搭乗時48時間以内に遺伝子増幅(PCR)または24時間以内に専門家迅速抗原検査(RAT)結果を提出しなければならない。

また来月2日からは中国から入国する入国者は入国後1日以内にPCR検査を受けなければならない。

短期滞在の外国人の場合、入国直後に検査を受け、検査結果が確認されるまで空港内の検疫所などで待機しなければならない。内国人と長期滞在外国人の場合、入国1日以内に居住地保健所で検査し、検査結果が出るまで自宅待機をしなければならない。

中国から韓国に出発する航空機に対しては検疫情報事前入力システム(Q-CODE、キューコード)の利用を義務付ける。入国客は必ず搭乗時にキューコードで国内住所地および連絡先などを登録して入国しなければならず、キューコード未利用時に搭乗が制限される。

さらに、中国発の海外流入感染者に対する隔離管理も強化される。全国市道に臨時在宅施設を運営して短期滞在外国人感染者を管理し、空港入国段階感染者は臨時収容施設で管理する計画だ。入国後、感染が確認された国民に対しても隔離管理を強化する。

今回の措置は来年1月2日から2月28日まで一時的に施行され、今後の状況によって延長される可能性がある。
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