米国「中国人発入国者の新型コロナ陰性証明書提出を義務化」・・・仁川空港経由の乗客も対象

[写真=聯合ニュース]


米政府が中国発旅行客を対象に強い入国規制を適用することにした。中国のコロナ拡散傾向が尋常でない点を勘案し、変種拡散を遮断するためだという。

米疾病管理予防センター(CDC)は来月5日から中国、マカオ、香港から米国に入国するすべての人は入国前に新型コロナウイルス検査陰性確認書を提出しなければならないと明らかにした。

航空機に搭乗する2日前までに陰性判定を受け、出発時に航空会社に提出しなければならない。国籍やワクチン接種と関係なく、2歳以上のすべての人を対象に適用する。旅行客はPCRテストや迅速抗原検査を受けなければならず、迅速検査は食品医薬品局(FDA)または関連国家機関が承認したものでなければならない。

韓国の仁川国際空港とカナダのトロント・ピアソン国際空港、バンクーバー国際空港を経由した旅行客も10日前に中国にいた場合は米国に入国する前に新型コロナウイルス感染症の陰性判定を受けなければならない。CDCは、中国発旅行客のうち、これら3つの空港を経由して米国に入国する人が多いと指摘した。

米国が今回の措置を取った背景は、中国の新型コロナウイルス感染症の状況に対する制限的な情報のためだとCDCは明らかにした。データ不足により、どの変種が中国本土で拡散しているかを確認できないという説明だ。

CDCの関係者は「最近、中国で新型コロナウイルス感染症が急速に伝播され、新しい変異株が現れる可能性が高まっている」と指摘し、「米国は米国人の健康を保護し、新たな変異株の出現を警戒するために積極的な措置を取っている」と明らかにした。
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