LGイノテック、プラスチック使用した自律走行向け高性能レンズの初開発

[LGイノテック、プラスチック使用した自律走行向け高性能レンズの初開発]


 
LGイノテックは7日、高性能自律走行向けハイブリッドレンズ2種を開発したと明かにした。
 
自律走行向けカメラレンズはカメラモジュールに装着される。 走行を補助し、ドライバーの動きを認識する。 欧州では2025年以降、すべての車両にドライバー監視システム(DMS)を装着するよう勧告する。
 
LGイノテックが開発した高性能ハイブリッドレンズは、DMS用と先進運転支援システム(ADAS)用の2種類だ。 レンズ内部に薄いプラスチックとガラスを交差適用し、性能をさらに高めたのが特徴だ。
 
従来の自律走行向けレンズは、温度や外力に変形しないガラスのみで製作されていた。 特に、ADASレンズにプラスチックを適用して高性能を具現したのはLGイノテックが世界初だ。
 
LGイノテックはプラスチックでレンズの大きさを減らし、価格を下げた。 一般的にガラスよりプラスチックが軽くて安い。 LGイノテックは、高性能ハイブリッドレンズの性能を完全ガラス製品ほど高めたとし、温度に関係なく一定の性能を維持し、物体を正確に認識すると説明した。
 
LGイノテックはDMS用レンズが適用されたカメラモジュールの量産を控えている。 ADAS用レンズが適用されたカメラモジュールも開発を終え、来年市場に披露する。
 
グローバル市場調査機関であるStrategy Analyticsによると、グローバル自律走行向けカメラ市場は2021年4.2兆ウォンから2025年7.9兆ウォンへと、年平均17%近く成長する見通しだ。
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