中高年者の引退希望年齢69.4歳・・・再就職の希望月給273万ウォン

[写真=坡州市提供]


中高年求職者の引退希望年齢は69.4歳であることが分かった。これは韓国の実質引退年齢72.3歳(2018年)より2.9歳低い数値だ。韓国の中高年者は70歳以前の引退を希望するものの、経済事情が良くなかったり老後準備の不足で労働市場に残っている傾向だ。

1日、全経連中高年雇用希望センターは40歳以上の中高年求職者1020人を対象に中高年求職活動実態調査結果を発表した。調査によると、回答した中高年求職者の引退希望平均年齢は69.4歳で、2019年同じ調査の67歳より2.4歳上昇した。また、求職者10人のうち7人(65.6%)は70歳以降も働き続けることを希望した。

中高年求職者10人のうち7人(72.5%)は △勧告辞職、名誉退職、整理解雇、契約終了(53.1%) △事業不振、休・廃業(11.7%) △コロナによる経営悪化(7.7%)など非自発的に退職したと答えた。定年退職は10.7%に過ぎなかった。特に中高年求職者の36.8%は6ヵ月以上長期失業状態に置かれるほど再就職が難しいと調査された。

中高年求職者の再就職の理由は、△生活費や個人資金の調達、子どもの教育費など経済的事情(49.5%)△働く楽しみ(22.2%)△健康維持(11.3%)△習得した専門知識や技術、ノウハウの伝授(7.7%)の順で、半数近くが経済的困難のためと調査された。

中高年求職者が再就職時に希望する賃金は月273万ウォンだ。これは2020年の調査時の244万ウォンより29万ウォン高くなった。区間別の希望賃金は △200万ウォン以上~250万ウォン未満(32.3%) △250万ウォン以上~300万ウォン未満(23.7%) △300万ウォン以上~400万ウォン未満(14.5%)△500万ウォン以上(5.0%)の割合を示した。

また求職者が再就職に最も必要なサービスは △求人求職マッチング(32.2%) △採用行事および働き口情報提供(21.4%) △就職連係職業訓練および技術教育(19.9%) △求職能力向上教育(10.0%)などと調査された。

この他に回答した求職者10人のうち6人は、再就職時の主な経歴とは異なり、希望職種を変更する(57.2%)と答え、その理由は年齢制限で既存職種で再就職が難しい(55.6%)という回答が最も多かった。

全経連中小企業協力センターのパク・チョルハン所長は「中高年求職者は働きたくても希望する働き口を探すのは難しい」とし、「自分の分野に固執するより再就職教育を活用することも役に立つだろう」と明らかにした。
 

[資料=全国経済人連合会]


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