
[写真=企画財政部]
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副総理兼企画財政部長官が28日、政府ソウル庁舎で開かれた非常経済長官会議で「来年上半期までに関係省庁と専門家議論を経て国民的共感を引き出すことができる財政ビジョンを樹立する」と明らかにした。
秋副総理は「財政ビジョンは私たちの財政の中長期持続可能性を確保するための汎政府的財政戦略だが、その効果は20~30年後に現れるだけに私たちの老後と子供たちの未来のために直ちに始めなければならない」と強調した。
続けて「公的年金改革、健康保険と長期療養保険支出効率化など当面の社会保険財政危険に先制的に対応する」と言及した。
さらに「国民の観点から財政全般にわたる責任性と効率性を強化するためにグローバルスタンダードに符合する財政運用システムを構築し、気候変化・経済安保など未来危険対応のための財政支援体系も確立する」と付け加えた。
先立って韓国政府は今後30年後を見通す財政戦略である「財政ビジョン2050」を通じて未来財政の姿を提示し、これに合う財政戦略を提示すると明らかにした。
秋副総理は「少子化・高齢化など財政の構造的危険要因と財政万能主義・利己主義など財政弊害が効果的な財政運用を阻害している」として「このようなりスク要因に先制的に対応する」と強調した。
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