冷え込んだIPO市場、第3四半期は30社にとどまり・・・最近7年間で最も不振

[写真=Gettyimagesbank]


企業公開(IPO)通じて上場する韓国の企業数が急減した。株式市場が下落場に進入し、企業価値を低評価されるだろうという懸念が高まった影響と分析される。

ユジン投資証券によると、今年第3四半期(7~9月)有価証券(コスピ)・コスダック・コネックス市場でIPOに乗り出した企業は30社と集計された。

IPO企業数は1999年から昨年まで第3四半期平均31社と変わらない。ただ、2015年から昨年まで最近7ヵ年第3四半期の中では最も少ない方だ。過去第3四半期の中で最も多くの企業が上場した2000年80社対比3分の1水準だ。

今年第3四半期の新規上場企業はコスダックで25社、コスピではソカーと水産インダストリーの2社にとどまる。コネックスではバスカンバイオ(Baskhanbio)製薬、フューチャーメディシン(Future medicine)、ティーエルエンジニアリングの3つだけだ。

取引所によると、今年に入ってコスピ上場企業(SPAC・優先株などを除く)は6社で、昨年の年間20社対比3分の1水準だ。1月、3月、5月、8月を除いて1ヵ所も上場していなかった。

韓国取引所の関係者は「コスピに上場しようとする企業はコスダックより規模が大きく資金に余裕があり上場時期を悩む傾向がある」と説明した。

最近10年間の新規上場企業数を見ると、△2011年に91ヵ所 △2012年に39ヵ所 △2013年に93ヵ所 △2014年に113ヵ所 △2015年に177ヵ所 △2016年に139ヵ所 △2017年に128ヵ所 △2018年に130ヵ所 △2019年に129ヵ所 △2020年に112ヵ所 △2021年に134ヵ所などだ。2013年以降、毎年100ヵ所以上が上場していた。

ユジン投資証券のパク·ジョンソン研究員は「第4四半期には平均水準である39社を越える企業が新しく株式市場に上場できるだろう」とし「34社が需要予測を進めており、16社が審査承認を受けた」と説明した。

ただ、上場しても大多数の企業の株価が下落したため、上場初期に売却しなかった投資家は損失が避けられなかったことが把握された。


 
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