韓国の輸出景気展望指数、10四半期ぶりの最低値・・・第4四半期も否定的な見通し

[写真=聯合ニュース]


6ヶ月連続で韓国の貿易収支赤字を記録している中で、国内(韓国)企業が今年第4四半期の輸出に対しても否定的な見通しを出した。

5日、韓国貿易協会国際貿易通商研究院が発表した「2022年第4四半期の輸出産業景気展望指数(EBSI)」によると、第4四半期のEBSIは84.4で第3四半期(94.4)対比10ポイント下落した。2020年第2四半期79を記録して以来、10四半期ぶりに80水準を記録した。

EBSIは次の四半期の輸出景気に対する企業の展望を示す指標であり、100を基準に前四半期より改善されると予想すれば100より大きな値を持つ。100より低いということは、景気見通しが否定的だという意味だ。

貿易協会はグローバルインフレ深化による金利上昇と為替レート変動性拡大、原材料上昇にともなう輸出採算性悪化がEBSI下落に寄与したと推定した。

項目別では、第4四半期の輸出製品原価(65.1)、輸出対象国の景気(75.2)、物流および運賃(79.3)環境がさらに悪化するだろうという回答が多く、これによって輸出採算性(85.6)も悪化すると予想された。

品目別では船舶(149.9)と半導体(112.0)の第4四半期の輸出が改善されると期待したが、その他の品目の輸出環境は否定的に評価された。

企業が挙げたリスク要因としては、原材料価格上昇(25.4%)、物流費上昇(18.0%)隘路が多少減少したが、依然として高い水準であった。

貿易協会国際貿易通商研究院のチョ・サンヒョン院長は「グローバル景気低迷で輸出企業の体感景気が悪化している状況」とし「これに加え為替レート変動性が拡大し原材料輸入費用も増加する中で、物流難も解消されず輸出景気が容易に回復することは難しいだろう」と述べた。
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