現代重工業グループ・建設機械部門の系列会社である現代斗山インフラコアは2022年2四半期の売上1兆1880億ウォンと営業利益866億ウォンを記録したと26日、公示した。
売上高は建設機械新興市場の売上増加とエンジン事業部の成長にもかかわらず、封鎖の影響で、中国市場が低迷し、前年同期比5%減少した。 営業利益も原材料価格および物流費増加などの影響で、前年同期比20%減少した。
事業部別の実績を見ると、建設機械事業(Heavy)は売上9400億ウォン、営業利益511億ウォンを記録した。 売上は前年同期対比8.8%減り、営業利益は40.5%減少した。
韓国および新興市場の場合、原材料価格の上昇と政府主導の景気浮揚政策に支えられ、売上が前年同期比17.9%増えた。 北米や欧州市場は一時的な物流支障により、売上が前年同期比1.8%減少した。
しかし、景気好調および住宅、インフラ建設需要が持続しているだけに、下半期には堅固な実績を記録するものと期待している。 中国市場の場合、新型コロナ封鎖措置の影響で、売上が前年同期対比51.8%減り、全体売上が減少するのに影響を及ぼした。
現代斗山インフラコアは中国市場が萎縮したことを受け、中国工場で生産する製品を新興市場に販売する割合を増やすことで、収益確保に乗り出している。 中国政府が本格的な景気浮揚に乗り出すものと予想される9月以降、建設機械市場の需要も回復するものと予想している。
エンジン事業部門は、グローバル景気の好調や原油価格の上昇などに支えられ、発電機、車両などに使われるエンジン需要が急増し、売上高は前年比12.4%増加した2480億ウォンを記録した。 営業利益は355億を達成し、安定した二桁の営業利益率(14.3%)を維持した。
現代斗山インフラコア関係者は“経営環境の不確実性が大きくなっているだけに、成長勢が持続している市場の集中攻略が必要な時”とし、“新興市場で大規模受注契約を確保し、先進市場はブルドーザーなど市場特性に合う新製品発売と大型機種販売拡大、追加価格引き上げなどを通じ、強固な収益を継続できるよう最善を尽くす”と述べた。
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