ハンファシステムのAI画質改善技術、世界学術大会で最高賞受賞

[ハンファシステムのAI画質改善技術、世界学術大会で最高賞受賞]


 
ハンファシステムが世界的なAIディープラーニング及びコンピュータービジョン分野の学術大会である「CVPR 2022」で開かれたAIアップスケーリング(画質改善)分野の競技大会で1位を記録したと28日、明らかにした。
 
CVPRは電子電気分野の世界最高権威の学会である国際電気電子工学会(IEEE)と国際コンピュータービジョン財団(CVF)が1983年から共同主催する学術大会だ。AIの発達と共に、「AIの目」と呼ばれるコンピュータービジョン分野で世界的行事となった。アマゾン・グーグル・メタ(旧フェイスブック)・マイクロソフト(MS)などのビッグテク企業が後援している。
 
今年のCVPRは米国ルイジアナ州ニューオーリンズで19日から24日まで(現地時間)開催された。
 
ハンファシステムは、自社のAIブランド「HAIQV」の映像復元ソリューションを持って、CVPR 2022ワークショップ内の「熱画像イメージの超高解像度技術競技大会(Thermal Image Super Resolution Challenge)」に参加した。
 
当該の競技大会で、ハンファシステムは中国最大フィンテック業者であり、アリババの金融子会社であるアントグループ、中国の顔面認識技術企業のセンスタイム、小米、南京大学などグローバル大手企業や大学で構成した100あまりのチームを抜いて最高賞を受賞した。
 
ハンファシステムは独自開発したAIアップスケーリング技術で、低解像度の熱画像イメージを4倍の高解像度に変換した。これに加え、AIモデルを融合して品質改善の効果を極大化し、画質改善適用スピードを高め、最高点を受けた。
 
人間の目線知能を真似する「Convolutional Neural Network(CNN)」とグーグルが開発してオープンソース化した「Transformer Network」のAIモデルを融合し、低画質映像から被写体の最大の特徴を抽出し、オリジナル映像の歪曲なく高画質に復元した。
 
ハンファシステムは当該のAI技術を非定型(イメージ・映像・テキスト・オーディオ)データ分析に特化させ、衛星及び航空映像分析とハイパス車両ナンバープレート認識などに適用している。今後、CCTV・ブラックボックス映像の画質の復元、4段階の自律走行環境に最適化された高性能ナイトビジョンの開発、夜間や長距離まで物体を探知できる熱映像監視装備(TOD)探知距離や画質改善などにも本技術を活用する計画だ。
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