政府の相次ぐ防疫緩和措置を受け、航空業界に旅行需要の回復期待感が高まっている中、エアプサンが新規路線の開拓と新型航空機の導入を通じ、「ポストコロナ」時代を準備している。
エアプサンは仁川空港で5つの国際線(成田・大阪・ニャチャン・コタキナバル、グアム)新規路線の就航を通じ、首都圏市場の攻略に乗り出すと3日、明らかにした。
エアプサンは5月を皮切りに、6月まで仁川発路線を拡大していく。これまで首都圏市場での路線網が少なく、シェアが低かったが、新型コロナで海外旅行市場が再び再編される状況で、シェアを高めるというのがエアプサンの戦略だ。
金海空港の運航路線も5月から本格的に拡大する。エアプサンは防疫当局や国土省から追加の運航路線の許可が出次第、釜山発の空の道の開拓に積極的に乗り出す計画で、これによって、地域住民たちの航空交通便益の向上と地域への旅行・観光業界の活力の向上に努力する方針だ。
このほかにもエアプサンはすでに国土省から日本、東南アジア、中華圏など39つの国際線定期便路線の許可を受けており、運航許可が出れば、適期に運航に乗り出す計画だ。
また、エアプサンは、新規の航空機の導入と従来の航空機の返上を通じ、快適な機内環境造成にも尽力している。エアプサンは年内に最新型航空機であるA321neo 2台を追加導入し、一部の航空機の返却を進行する。
現在もエアプサンは20年が超えた経年航空機を保有してはいないが、先制的な返却を通じ、全航空機の平均機齢を下げ、快適な機内環境造成を通じ、乗客が楽な旅行ができるよう心がけている。
エアプサンの関係者は"新型コロナで運営が中断された一部の海外支店も再開設を準備するなど、会社内のすべての分野でポストコロナ準備が着々と進められている"、"乗客らが安全で楽な旅行を楽しむことができよう、すべての役員や従業員が心を一つに合わせて最善を尽くしてお迎えする予定"と述べた。
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