エコカーの輸出好調にも第1四半期の自動車輸出額0.6%↓

[写真=現代車グループ提供]


今年第1四半期のエコカー輸出額は二桁成長したが、自動車総輸出額は下落傾向に転じた。

関税庁が28日に発表した「2022年第1四半期乗用車貿易現況」によると、1~3月の自動車輸出額は109億3000万ドルで、1年前より0.6%減少した。自動車輸出額が後退したのはコロナ禍が始まった2020年第1四半期以降8四半期ぶりのことだ。輸出台数は8.3%減の52万台にとどまった。

輸入額は30憶1000万ドルで、4.6%増えたと集計された。輸入台数は7万台と3.1%減少した。

それさえもエコ乗用車の輸出が増え、下げ幅を縮めた。第1四半期のエコ乗用車輸出額は1年前より48.3%増加した35億9000万ドルを記録した。昨年第4四半期(36億7000万ドル)に続き、過去2番目に高い実績だ。

自動車全体輸出額に占める割合は32.8%で、昨年第4四半期(32.7%)を上回った。種類別では電気自動車(EV)17.4%、ハイブリッド11.7%、プラグインハイブリッド3.7%の順だった。

関税庁は「コロナ19事態と車両半導体需給難、ロシア・ウクライナ戦争など厳しい環境にもかかわらず、エコ乗用車輸出の割合は持続的に拡大する傾向にある」と説明した。

輸出単価は2万979ドルで、昨年第1四半期より8.4%増加した。輸入も4万4817ドルで8.0%上がった。輸入単価対比輸出単価は46.8%で、1年前の46.6%より0.2%ポイント上昇した。

輸出におけるエコカー単価は4.5%上昇した2万9104ドルで、2018年第1四半期から17期連続で上昇した。大型ガソリン車(12.7%)と中型ガソリン車(7.9%)も上昇した。

輸入車の単価はエコカーが11.4%(5万86ドル)、大型ガソリン車が9.9%(6万280ドル)、大型ディーゼル車が5.5%(8万1340ドル)の順で上げ幅が大きかった。
 
 
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