ハンコックタイヤ、タイヤ業界初の「ISCC PLUS」獲得…エコ認証

[ハンコックタイヤ、タイヤ業界初の「ISCC PLUS」獲得…エコ認証]


 
ハンコックタイヤ&テクノロジー(株)(以下、ハンコックタイヤ)は昨年11月、タイヤ業界で初めてISCC PLUS(International Sustainability & Carbon Certification)の認証を獲得した。
 
26日、ハンコックタイヤによると、ISCC PLUS認証は欧州連合(EU)の再生エネルギー指針に合致する国際認証制度で、原料の購買から商品の販売まで全過程で検証を受けてから認証を獲得することができ、エコ認証の分野で最も信頼度が高い。
 
ハンコックタイヤはタイヤ原料の中で、石油化学オイルをナチュラルオイルに、石油化学製品(合成ゴム)をバイオ化学製品(バイオ基盤ポリマー)に代替することに成功した。
 
ISCC PLUS認証を受けるためにはナチュラルオイルの場合、原材料の栽培過程からオイルに精製しなければならない。タイヤ原料として使われ、最終製品が生産されるまでのすべての過程で認証が行われなければならないというのがハンコックタイヤ側の説明だ。
 
ハンコックタイヤは認証を受けたエコ原料を使用し、オールウェザータイヤ「Kinergy 4S 2」とSUVバージョン「Kinergy 4S 2 X」を披露した。
 
Kinergy 4S 2とKinergy 4S 2 Xは天然原料の特徴を活用し、従来の石油化学製品を使った時と比べ、同等以上の性能を具現する。ナチュラルオイルを使用したゴムコンパウンドは一般的な石油化学オイルを使用した時より、低い温度でゴムの性質を維持することができ、Kinergy 4S 2の場合、雪道走行性能が優秀だという評価だ。 
 
これとともに、熱分解を通して廃タイヤをカーボンブラック(Carbon Black)に作り、タイヤの生産時に活用する再生カーボン(Green Carbon)を研究開発して使用している。一般的にカーボンブラックは、化石燃料を使用して生産されるため、二酸化炭素の排出量を減らすことが重要だ。
 
ハンコックタイヤは再生カーボンの使用で、カーボンブラック生産時に発生する二酸化炭素の排出量を80%削減した。2023年には再生カーボンの使用量を今年より2倍多い約2000トンに拡大する方針だ。
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