国土交通部(国土部)は13日、今年第1四半期の自動車累積登録台数が前期比0.6%(15万9000台)増加した2507万180台と集計されたと発表した。国民2.06人当たり1台の自動車を保有しているわけだ。
地域別では、ソウル(318万299台)と京畿(キョンギ・624万9722台)、仁川(インチョン・168万8267台)など首都圏地域に1111万8288台が登録され、全体の44.35%を占めた。
前期比登録車が最も多く増加したのは世宗(セジョン)で1.9%(3445台)増えた18万8487台を記録した。済州島(チェジュド・66万8568台)が1.5%(9974台)増加し、1%以上の増減率を記録した。特に済州の場合、人口1.01人当たり1台の自動車を保有していた。一方、ソウルの増減率は0.1%(3556台)に過ぎず、全国で最も低い水準を記録した。
原産地別では輸入車の増加傾向が続いた。2019年(10.2%)に初めて全体比重の10%を超えた輸入車は、今年第1四半期に累積12%(300万1000台)を占めた。国産車の累積シェアは88.0%(2206万9000台)水準だった。
使用燃料別では電気・水素・ハイブリッド車などエコカーの増加傾向が目立った。これらの車両の累積登録台数は、前期末比8万9000台(7.7%)増の124万8000台、全体の割合は5.0%となった。
2017年の31万4000台から徐々に増え、96万9000台と集計されたハイブリッド車が最も多く、電気車(25万8253台・11.6%↑)、水素車(2万683台・6.6%↑)の順だった。一方、一般ガソリン車は1184万847台で、前期比8万1000台(0.7%)増にとどまった。軽油・LPG車は1万2000台(0.1%)減となった。
メーカー別では現代(44.2%)と起亜(24.3%)、テスラ(13.8%)の順で、モデルは △コナエレクトリック(12.6%、3万2548台)△アイオニック5(11.3%、2万9292台)△ポーターⅡ(11.0%、2万853台)△テスラモデル3(9.3%、2万4143台)△ニロEV(7.7%、1万9783台)の順だった。
地域別のエコカーの割合は、済州(チェジュ)が8.4%で最も高く、世宗(セジョン)7.1%、仁川(インチョン)6.6%、ソウル6.1%の順だった。
車種別では乗用(-5.8%)、乗合(-28.3%)、特殊(-9.8%)ともに前期比減少したが、貨物車は14.8%増えた。これは電気貨物車に対する購買補助金と一時的な営業用ナンバープレート発給総量例外政策などによるものと解釈される。
ただ、第1四半期の新規自動車登録台数は半導体需給不足で40万台を下回った。前期比1万4000台(3.3%)減の39万3000台に止まった。
国土交通部のパク・チホン自動車政策官は「時代の変化に合った自動車政策の樹立・施行が可能になるよう、自動車登録現況を細分化した適合型統計体系を持続的に運営していく」と述べた。
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