LG電子「OLED TV」の出荷量、1年間で2倍↑…歴代最大の占有率

[LG電子「OLED TV」の出荷量、1年間で2倍↑…歴代最大の占有率]


 
LG電子が有機発光ダイオード(OLED)TVを昨年、前年の2倍規模で出荷した。このおかげで、グローバルTV市場内のシェアを歴代最大の18.5%に引き上げた。 
 
昨年、全世界TVの出荷量が2億1353万7000台で、2010年以降最低だったことを勘案すれば、相当な成果だ。
 
20日、LG電子によると、市場調査会社のオムディアは昨年、「LG OLED TV」出荷量が404万8000台を記録したと最近、明らかにした。これは前年に出荷した204万8000台より97.7%増えた数値だ。
 
LG電子は4四半期だけで四半期基準の歴代最大の141万3000台のOLED TVを出荷し、「OLED大勢化」を数値で立証した。
 
全体のOLED TV市場の昨年の出荷量も652万5000台で、前年比80%程度成長した。オムディアは今年のOLED TVの出荷量が800万台に達するものと観測している。
 
LG電子はグローバルOLED TV市場で62%のシェアを占めており、この市場の規模が大きくなることと比例し、全体TV市場で占めるシェアも増える効果を得ている。
 
「OLED大勢化」はプレミアム市場で特に目立つ。オムディアは今年、1500ドル以上のプレミアム市場でOLED TVが占める割合が42.1%まで増えるものと展望した。
 
業界では昨年、LG電子が高価製品の出荷を増やした戦略が功を奏し、市場占有率の記録を更新したものと見ている。
 
実際にLG OLED TVは昨年のグローバルなTV市場で、1861.7ドル(約223万ウォン)の平均販売価格(ASP)を記録した。全世界のLCD(液晶表示装置)基盤のTVのASPが507.7ドル(約61万ウォン)であることを考慮すれば、約3.7倍に達するわけだ。
 
LG電子の関係者は"昨年末基準のOLED TVを販売するブランドは20社に増えた"、"OLED TVがすでにプレミアム市場で確固とした大きな流れとして定着しただけに、市場拡大にさらに速度が出るものと予想される"と説明した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기