コスピ、ウクライナ・FOMC懸念で下落・・・1.03%安で引け

[写真=亜洲経済DB]


コスピ指数が3営業日連続下落し、2700ポイントを割り込んだ。終値基準で2700ポイントを下回ったのは2020年12月3日以降1年2ヵ月ぶりのことだ。ウクライナの地政学リスクやFOMC(連邦公開市場委員会)議事録の公開を控え、金利引き上げを巡る懸念が加わった影響だ。

15日、コスピは前営業日比27.94ポイント(-1.03%)安の2676.54で取引を終えた。

個人と機関投資家はそれぞれ、1842億ウォンと664億ウォンを買い越した。一方、外国人は唯一2662億ウォンを売り越した。

業種別では医療精密が-6.44%急落し、医薬品(-3.58%)、繊維・衣料(-3.12%)、電気・ガス業(-2.32%)、機械(-2.04%)、保険(-1.74%)、鉄鋼金属(-1.67%)、証券(-1.3%)、飲食料業(-1.29%)、非金属鉱物(-1.29%)、建設業(-1.16%)、製造業(-1.1%)、金融業(-1.04%)などが急落した。しかし、運輸装備(0.87%)、紙木材(0.17%)、通信業(0.12%)などは下落した。

時価総額上位銘柄のうち、サムスン電子は騰落なく取引を終えた。しかし、SKハイニックスは-4.15を記録した。LGエネルギーソリューションは-2.48急落し、NAVER(-1.09%)、サムスンバイオロジクス(-3.01%)、カカオ(-0.56%)なども下落した。一方、LG化学が0.48%上昇し、現代車(2.27%)、サムスンSDI(0.76%)、起亜(0.78%)なども上昇で引けた。

コスダック指数も12.87ポイント(-1.51%)下落した839.92で引け、840ポイントを割り込んだ。これは2020年11月17日に記録した839.47ポイント以来、最も低い数値だ。

時価総額上位銘柄のうち、セルトリオンヘルスケアが-4.73%を記録し、パールアビス(-2.42%)、カカオゲームズ(-1.15%)、HLB(-4.04%)、セルトリオン製薬(-4.78%)、チョンボ(-0.15%)などが下落した。一方、エコプロビーエム(0.18%)、エルアンドエフ(0.84%)、リノ工業(3.00%)などは上昇した。
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