コスピ、0.19%高の2745.06で引け・・・「米雇用者統計の好調な結果を受け」

[写真=亜洲経済DB]


コスピが小幅な下落で取引を終えた。週末に発表された米国の雇用数値が市場展望値に比べて良好に表われ、中央銀行の緊縮圧力が強まっているからだ。専門家らは今月10日に発表される予定の米国の物価指数も高い場合、株式市場への下方圧力が高まりかねないと警告している。

7日、コスピ指数は前営業日より5.20ポイント(0.19%)下げた2745.06ポイントで取引を終えた。指数は0.44ポイント(0.02%)高い2750.70ポイントで取引を開始したが、すぐに下落に転じた。取引時間中に一時は2718.94ポイントまで下がったりもした。

機関投資家は8347億ウォン、外国人投資家は63億ウォン分をそれぞれ売り渡した。一方、個人投資家は8119億ウォン分を買い越した。

コスピ時価総額上位10銘柄のうち、LG化学(-5.75%)、サムスンSDI(-3.24%)、起亜(-3.10%)、現代車(-1.84%)、サムスン電子(-1.35%)、SKハイニックス(-1.20%)、サムスンバイオロジクス(-0.78%)、ネイバー(-0.15%)などは下落した。上昇した銘柄は、LGエネルギーソリューション(8.73%)、カカオ(1.03%)などだ。

業種別には化学(-1.72%)、建設業(-1.36%)、運輸装備(-1.22%)、大型株(-1.07%)、機械(-1.06%)などが下落した。上昇した業種は、医療精密(2.65%)、電気・ガス業(1.77%)、飲食料業(1.64%)などだ。

コスダック指数は前日比3.47ポイント(0.38%)下げた899.40ポイントで取引を終えた。指数は3.09ポイント(0.34%)安の905.96ポイントで取引を始め、取引時間中に一時893.91ポイントまで下落したりもした。

外国人は2770億ウォン、機関投資家は1570億ウォンをそれぞれ売り越した。一方、個人投資家は4396億ウォン分を買い越した。

コスダック時価総額上位10銘柄のうち、エコプロビーエム(-4.07%)、パールアビス(-3.78%)、シージェン(-3.72%)、HLB(-3.64%)、セルトリオンヘルスケア(-2.79%)、カカオゲームズ(-0.95%)、セルトリオン製薬(-0.92%)などは下落した。上昇した銘柄はチョンボ(3.77%)、ウィーメイド(1.64%)、エルアンドエフ(1.44%)などだ。

業種別にはその他製造(-2.14%)、半導体(-1.87%)、一般電気電子(-1.87%)、運送装備部品(-1.24%)などが下落した。上昇した業種は出版(-2.49%)、金融(-1.73%)、ソフトウェア(-1.04%)、建設(-0.98%)などだ。

大信証券のイ・ギョンミン研究員は「米国の1月の非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る46万7000件を記録し、労働市場への参加率が2020年4月以降最高値を記録したことで、雇用正常化過程が続いている」とし「連邦準備制度(Fed)の緊縮速度と強さに対する不安心理が増幅してリスクを好む投資家心理が一部後退、株式市場が小幅弱含みを記録した」と説明した。


 
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