原油価格高騰に輸出・輸入金額指数「過去最高」・・・交易条件は8ヵ月連続↓

[写真=聯合ニュース]


先月、国際原油価格の急騰などで輸出と輸入金額指数が過去最高値を記録した。純商品交易条件指数が8ヵ月連続で下落している。

韓国銀行が29日に発表した「11月の貿易指数および貿易条件」によると、先月の輸出物量指数は126.58で、1年前より5.9%拡大した。これは2カ月連続の上昇である。輸出物量指数を品目別にみると、コンピューターと電子および光学機器、石炭および石油製品などがそれぞれ22%、18.5%急上昇した。一方、第1次金属製品(-10%)、化学製品(-3.2%)を中心に輸出が減少した。

11月の輸入物量指数(126.54)も7.0%上昇して15ヵ月連続上昇傾向が続いた。輸入物量指数は石炭および石油製品(40.9%)、電気装備(31.1%)、繊維および皮製品(29.7%)などを中心に増加した。ただ、11月の運送装備輸入物量指数の場合、工業製品の全項目と鉱山品、農林水産品を合わせて唯一下落(-19.1%)した。

輸出金額指数(ドル基準、140.66)と輸入金額指数(159.29)はそれぞれ13年と12ヵ月連続して上昇し、過去最高を記録した。輸出金額指数は石炭および石油製品(121.7%)、第1次金属製品(39.9%)、コンピューター、電子および光学機器(30.8%)などが増加し、前年比27.1%上昇した。輸入金額指数も、運送装備(-20.6%)を除く石炭や石油製品(169%)、鉱山品(110%)など大半の品目が値上がりし、42.8%伸びた。

韓銀のチェ・ジンマン経済統計局物価統計チーム長は「国際原油価格が84.9%急上昇し、韓国が輸入する天然ガス価格も80%近く高く、鉱山品分野で輸入金額規模が急増する結果となった」とし「コンピューター電子および科学機器、半導体需要の持続に石炭および石油製品価格も上昇し、輸入金額指数が拡大した」と説明した。

商品1単位を輸出した金額で買える輸入品の量を意味する「純商品交易条件指数」は8ヵ月連続下落傾向を示した。輸入価格(33.4%)が輸出価格(20%)より大幅に上昇し、前年比10.1%下落したのだ。前月と比べても3.6%下落した。

一方、輸出総額で輸入できる全体商品の量を意味する所得交易条件指数(前年比-4.8%)は、輸出物量指数(+5.9%)の上昇にも関わらず、純商品交易条件指数(-10.1%)が下落して3ヵ月連続下落した。
 
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