11月の就業者数55.3万人↑・・・コロナ影響で増加幅は鈍化

[写真=聯合ニュース]


11月の就業者数が55万人以上増え、9カ月連続の増加となった。しかし、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響などで増加幅は鈍化した。

統計庁が15日に発表した「11月の雇用動向」によると、先月の就業者数は2779万5000人で1年前より55万3000人増えた。今年3月から9カ月連続で増加している。

ただ、増加幅は再び50万人台に下がった。3月に31万4000人増えた就業者数は、4月に65万2000人、5月に61万9000人となり、2ヵ月連続60万人台を記録した。6月には58万2000人、7月に54万2000人、8月に51万8000人へと下がったが、9月には67万1000人、10月は65万2000人へと60万人台を回復した。

比較対象である昨年11月の就業者数の減少幅(-27万3000人)が他の月より良好だったためだ。コロナ19拡大の影響で宿泊や飲食店業就業者が8万6000人減ったのも原因だった。

15歳以上の雇用率は61.5%で1年前より0.8%増えた。青年層である15~29歳の雇用率は45.1%で2.7%ポイント上がった。

失業者数は73万4000人で、23万3000人減少した。失業率は2.6%で0.8%ポイント下がった。同月基準で2013年(2.6%)以来、8年ぶりの最低値だ。15~29歳の失業率は5.5%で2.6%ポイント下がった。

非経済活動人口は1665万3000人で、1年前より2万3000人減少した。 今年3月から9カ月連続で下降傾向を見せている。

統計庁のチョン・ドンミョン社会統計局長は「非対面・デジタル転換など産業構造変化と輸出好調などで就業者は増加し、失業者と非経済活動人口は減少して雇用回復傾向が続いている」と説明した。

ただ「先月から始まった段階的な日常回復と防疫緩和などでコロナ19感染者が増加し、飲食店と飲み屋などの雇用減少幅が大きかった」と付け加えた。
 
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