コスピ、オミクロンショックにも下げ幅縮小・・・0.92%安の2909.32で引け

[写真=亜洲経済DB]


コスピ指数がオミクロン変異株の悪材料にも関わらず、2900ポイント台を守った。特に、金融投資業界を中心とした機関投資家の買い越しが大きかった。外国人投資家も買い越しを続け、下げ幅を減らすのに一役買った。個人投資家は7500億ウォン規模を売り越した。

29日、コスピは前営業日比27.12ポイント(-0.92%)安の2909.32で取引を終えた。個人は7557億ウォンを売り越し、外国人や機関投資家はそれぞれ446億ウォンと7148億ウォンを買い越した。
 
前場より30.29ポイント(-1.03%)下げた2906.15で取引を開始したコスピは、個人投資家の売り越しが集中的に流入し、取引開始直後は2890.78まで下落して2900台を割り込んだ。しかし、機関を中心に外国人投資家が買い越しに乗り出し、指数は2900台を守った。

業種の大部分が下落した中で、機械(-5.65%)、非金属鉱物(-2.85%)、鉄鋼金属(-2.82%)、流通業(-2.77%)、建設業(-2.51%)、運輸装備(-2.45%)、電気ガス業(-2.04%)などが特に振るわなかった。一方、医薬品は0.34%上昇し、コロナ治療への期待心理が反映された。

時価総額上位銘柄別では、SKハイニックス(-0.43%)、サムスンバイオロジクス(-1.61%)、カカオバンク(-3.08%)などが上昇し、NAVER(-0.77%)、カカオ(-1.99%)、LG化学(-1.25%)、サムスンSDI(-0.56%)、現代車(-2.43%)なども下落した。サムスン電子は変動なく取引を終えた。

コスダック指数も13.55ポイント(-1.35%)下げた992.34で取引を終えた。

オミクロンショックに診断キットやワクチンなどのバイオ株が強含みだった。一方、航空や旅行関連株は軒並み下落した。

未来アセット証券のキム・ソクファン研究員は「国内株式市場は先週金曜日にオミクロンイシューが先行した状況」とし「一時米国指数先物上昇で一部下げ幅を縮小したが、午後に入って機関が買いを縮小し下げ幅が再び拡大する様相を見せた」と説明した。また、「日本の株式市場の急落も影響した」とし、「これは依然として不安な投資心理が反映された結果だ」と付け加えた。
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