23ヵ月連続で人口減少・・・1~9月の出生児数「過去最低」

[写真=聯合ニュース]


死亡者数が出生児より多い人口自然減少の現象が23ヵ月連続で続いている。特に今年9月の出生児数は過去最低となった。

24日に統計庁が発表した「2021年9月の人口動向」によると、今年9月の出生児数は1年前より6.7%減少した2万1920人、死亡者数は5.0%増加した2万5566人を記録した。

出生児数から死亡者数を引いた人口自然増加はマイナス3646人を記録した。死亡者数が新生児数を初めて追い越した2019年11月以後、23ヵ月連続の自然減少だ。9月の自然減少数は、史上最高を記録した。

第3四半期の死亡者数は7万7077人で、昨年同期比4.7%(3447人)増えた。特に第3四半期の人口自然減少数は1万514人で、昨年同期(4730人)より2倍以上多かった。

9月の出生数は、2015年12月以降69ヵ月連続の減少となっている。第3四半期の出生児数は6万6563人で、1年前より3.4%(2337人)減少した。

妊娠可能な女性1人当たりの平均出生児数である合計出生率も下がった。第3四半期合計出生率は0.82人で、1年前より0.02人減少した。

出産率の減少現象は今後も続く見通しだ。出生の先行指標ともいえる結婚が減り続けているからだ。9月の婚姻件数は1万3733件で、1年前より10.4%(1591件)も減少した。今年に入って最も低い数値だ。

第3四半期全体でも4万4192件に止まり、昨年同期より6.8%(3244件)少なかった。男性は30代前半で、女性は20代後半での減少幅が大きかった。

このため、今年の出生児数は史上初めて30万人台を割った昨年(27万2337人)よりも減少する見通しだ。

離婚も減った。9月の離婚件数は8366件で、1年前より12.3%(1170件)減少した。第3四半期全体でも計2万5048件、昨年同期比9.8%(2731件)下がった。減少幅は男女いずれも40代で最も大きかった。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기