[チョ・チョルフィのコラム] グローバル市場の急速な変化・・・物流・流通融合時代に備えるべき

[写真・執筆=チョ·チョルフィ韓国流通フォーラム会長]


2020年から始まったコロナパンデミックは現在進行形だ。第4次産業革命の流れは流通と物流、オンラインなどすべての分野で「オンデマンド」中心のプラットフォームに急速に広がり、これまでより3~5年は早く世界が変わっている。オンデマンドは、消費者が要求するとき直ちに望む形態の商品やサービスを提供する需要中心の適合型サービスのことを言う。

ビジネスの境界線は崩れ、ビッグブルー(BigBlur)時代を迎えて流通や物流、消費を含めグローバル市場は新たなパラダイムへと急速に変化している。ビッグブルーは、境界融和が起きる現象を意味する。産業間の多様な革新と新しい流れがあちこちで起きている。

顧客が注文した商品は、国内外のどこでも迅速かつ安全に確実に配送するラストマイルデリバリーの時代となった。顧客が求めて楽しむ商品やサービスにコンテンツを中心に注文すれば受注移行するフルフィルメントの最適化が重要になってきた。数多くの商品の中から売れる商品を中心に在庫の圧縮も必要になった。

フルフィルメントは、商品が受注された後に発生する業務全般に顧客の物を準備し、渡す注文処理の過程をいう。フルフィルメントが初めて登場したのは1999年だ。アマゾンが物流センター名を「フルフィルメントセンター」と名付けたことから始まった。

時間と空間の制約のない電子商取引市場で、販売者は世界中の顧客を対象に数百、数千件の注文を処理しなければならない。このため、多くの物量の在庫管理から選別、包装、出庫、配送を管理するEコマース・フルフィルメントの重要性がますます大きくなっている。多くの企業がこのフルフィルメントシステムに積極的に投資している。

フルフィルメントセンターは、顧客が注文を完了する時点から約束した日に配送まで業務を行うため、多様な運送業者のネットワークを確保し、当日または翌日配送を基本に進めることになる。

オンラインコマースの最高強者であるアマゾンは、物流現場でキバロボットとパレタイザーの自動ロボットを利用して、世界中で多数のフルフィルメントセンターを運営している。1000 万個以上のSKU(商品数)を扱っている。アマゾンが提出した特許のうち、物流と関連したものも400以上になるという。

アマゾンの事例からみた未来のフルフィルメントセンターには保存空間がさらに拡張され、移動するフルフィルメントセンターが登場するだろう。また、従来の貯蔵空間の効率性がさらに高まり、フルフィルメントセンター内のあらゆる作業が追跡され、データ化される。需要者は状況に応じて、必要なだけ物流サービスを利用可能だ。

このように最適化されたフルフィルメントセンターと最終顧客宛てまで、迅速かつ安全かつ確実に配送してくれるラストマイルの配達アプリケーションとクイックコマースの融合によるワンストップサービスは引き続き進化し、市場はさらに大きくなる。

米国の流通市場からみて、今後オンラインショッピング市場の規模や拡大のテンポは2025年までに現在の2倍程度膨らむと予想される。企業各社が配送競争力を強化し、消費者らを満足させるためには、人工知能(AI)やモノのインターネット(loT)、物流ロボット、自動走行車両の拡大など、物流新技術を融合させた自動化されたEコマース・フルフィルメントシステムを体系的に構築して拡大する時代に変わっていくだろう。
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