個人投資家、10月だけでサムスン電子株2兆ウォン分買い入れ

[写真=聯合ニュース]


サムスン電子の株価が1株当たり7万ウォン台を割るなど低迷しており、個人投資家の買い越しが続いて注目を集めている。

21日、今月1日から20日まで個人投資家が買い越したサムスン電子株は計2800万株だった。金額にすると1兆9695億ウォンで、平均価格は7万300ウォン水準だ。投資者別に差はあるものの、ほとんどがまだ大きな利益はない状況であると分析される。

個人投資家によるサムスン電子の買い越しは、韓国を代表する企業であるサムスン電子が潰れることはないという投資家の心理が反映されたためだ。

日別には、7万4000ウォン台を割り込んだ今月1日、個人は2151億ウォン分のサムスン電子株を買い越した。一方、外国人と機関投資家はそれぞれ567億ウォン、1603億ウォン分を売り渡した。

特に7万ウォン台が崩れた12日は、外国人投資家が7630億ウォン、機関投資家は980億ウォンを売り越したが、個人投資家は唯一8423億ウォンを買い付けた。

個人は20日まで、今月だけで12取引日のうち11取引日を買い越した。今月中、唯一売り越した19日は、終値基準で7万600ウォンまで上がると、差益売りに乗り出したとみられる。

金融投資業界は「買収」意見は維持しながらも、最近、サムスン電子の目標株価を下方修正している。証券会社の平均目標株価は、従来の9万7833ウォンから8万9500ウォンへと8.51%下がった。

SK証券のキム・ヨンウ研究員は「不安なマクロ環境と2022年ITデバイス需要見通しの下降傾向、メモリー半導体価格の下落が始まるなど、短期モメンタムは不在の状況」とし「現在の株価は株価純資産比率(P/B)1.5倍水準で、市場の懸念が株価に反映されている」と指摘した。ただ「来年第2四半期までの営業利益は引き続き下落すると予想される」とし、「第3四半期から回復傾向が始まるだろう」と見通した。
 

[資料=韓国取引所]



 
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