釜山大、チョ・グク元法務部長官の娘チョ・ミン氏の「入学取り消し」予備処分へ

[写真=聯合ニュース]


釜山大学がチョ・グク元法務部長官(法相)の娘チョ·ミン氏の医学専門大学院の入学を取り消すことにした。法院(裁判部)が入試疑惑を事実として認めた判断による決定だ。

釜山大は24日午後、大学本部で記者会見を開き、「チョ・ミン氏に対する入学選考公正管理委員会の調査および大学本部の最終検討を経て、入学を取り消す」と明らかにした。釜山大側は『提出した書類の記載事項が事実と異なる場合、不合格となる』という2015学年度の医専院新入生募集要綱などを取り消しの根拠として挙げた。チョ氏は2015年に釜山大医専院に入学した。  

入学取り消し処分により、今年1月に医師国家試験に最終合格し、2月からインターンとして勤務しているチョ氏の医師免許も無効になる可能性が高くなった。医療法第5条は『医大・医専院卒業者』でなければ医師免許取得資格が得られないと規定している。

しかし、今回の決定は『予備行政処分』に該当し、確定事項ではない。大学側は「聴聞など確定手続きを経なければならない」とし「最終確定までには2~3カ月かかる」と明らかにした。

また、チョ氏の母親であるチョン教授事件に対する最高裁の判断によって、取り消し決定が覆される余地もある。釜山大は「大法院(最高裁)の確定判決が覆されれば行政処分の結果も変わる可能性がある」と付け加えた。
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